<特捜9>season7が4月3日スタート 「9係」から通算200話到達 主演・井ノ原快彦、19年目のチームに信頼「チームワークで乗り越えていこう」
井ノ原快彦さん主演のテレビ朝日系の人気刑事ドラマシリーズ「特捜9」の新シーズン・season7が、4月3日から毎週水曜午後9時に放送されることが明らかになった。「警視庁捜査一課9係」(2006~17年)から数えると通算19シーズン目となり、シーズン途中で総話数は通算200話の大台を突破する予定。クランクインした井ノ原さんは「このチームは『9係』で出会って19年目。これだけ長く続いてきたシリーズだからこそ、チームワークで乗り越えていこう、という心意気を感じています」と撮影現場の雰囲気を語った。 【写真特集】昨年 井ノ原快彦、社長業との“二刀流”は楽しんで
season7のテーマは「多様性」。時代と共に多様性を増す世相を反映した事件や、その背後に潜むさまざまな人間ドラマとそれらに全力で向き合う刑事たちの姿を1話完結形式で描いていく。
井ノ原さんは「多様性」というテーマについて「これまで何かと画一性を求められがちな時代がありましたが、元々はみんなバラバラ、つまり多様だったんですよね。それを“認め合う”のが、これからの時代にふさわしいんじゃないかな。僕自身、年下の人たちに『これ教えて!』と聞くことも多いので、今は年齢やキャリアなど関係なく、認め合い、助け合い、教え合う……そういう時代だと思います」とコメント。
「この『特捜9』では、いろいろな世代の刑事たちがひとつのチームとして事件に立ち向かっていきます。あまりにバラバラすぎて被疑者にも驚かれるような特捜班ですが、互いに認め合っているからこそ、事件を解決できるんですよね。第1話は、特にそれが感じられるストーリーになっています」と紹介した。
キャストの中では“若手”にあたる深川麻衣さん、向井康二さんは新シーズンで加入3年目となるが「2人とも長年続いてきた輪の中に加わるのは大変だったと思いますが、あまり気負わずスッと入ってきてくれたのが、とてもうれしかったですね。彼らの加入でメンバーの関係性が変わってきて、それが番組の勢いにつながり、いろいろな発見をもたらしてくれました。新シーズンではマイマイ(深川さん)演じる由真のいいシーンがあったり、向井くん演じる三ツ矢と特捜班のからみが増えたりしていますので、2人ともキャラクターのさらに深い部分を見せてくれるんじゃないかなと期待しています!」と述べた。