浄水場から「有害物質」原因は活性炭?”全国初”公費で血液検査
■浄水場から“有害物質”原因は?
矢吹研究員ら有識者で作る第三者委員会が汚染源だと見ているのは取水源だったダム近くにある資材置き場。そこにはいくつもの黒いフレコンバッグが置かれていました。 中身は吸着剤として使われる活性炭です。資材置き場を借りていた地元企業が、再利用するため、使用済みの活性炭を全国の企業などから引き取ったものだといいます。 矢吹主幹研究員 「化学物質を使用した場合に、活性炭等で吸着をして除去をする。環境中に排出されないように除去をするということをしているので、そういう用途で使われた可能性はあると思います。活性炭に吸着されていたPFASが雨水によって溶出されて、それが地下に浸透していったと考察はしている」 袋は野ざらしにされていて破損もしています。 矢吹主幹研究員 「適切な保管方法ではなかった。フレコンバッグ自体も寿命があるし、通常なら長期にわたって置かれていることは考えにくい。普通に考えればまれなケース。同じような事例は存じ上げない」
テレビ朝日