衆院選「過半数」は233議席、比較第一党は最多政党 安定多数244絶対安定多数261
27日投開票の衆院選で、石破茂首相（自民党総裁）は勝敗ラインについて「自民と公明党で過半数」と言及していた。衆院の定数は465で、過半数は233。憲法では衆参両院の議事は原則、出席議員の過半数で決するとしており、国会運営や政権を担う際に議席数の目安となる。 【リストでみる】夕刊フジが作成した「東京全選挙区当落予測」 一方、「比較第一党」は過半数には達しないものの、議席数を最も多く持つ政党のことだ。 また「安定多数」は244で、与党が国会法で定められている17常任委員会の全委員長ポストを確保し、野党と同数以上の委員数を確保できる。 さらに「絶対安定多数」は261で、全委員長ポストを与党が独占した上、委員数でも野党を上回る議席数を得ることだ。
