【鳴尾記念】1番人気ヨーホーレイクが完全復活の重賞2勝目 前日が誕生日の岩田望「もっと上目指せる」
「鳴尾記念・G3」(1日、京都) 淀を舞台に行われた伝統の古馬中距離重賞は、1番人気に支持されたヨーホーレイク(牡6歳、栗東・友道)が屈腱炎での長期離脱を乗り越え、完全復活Vを挙げた。道中は好位の5番手を追走。直線で力強く加速して馬群の中から抜け出すと、猛追してきたボッケリーニとの競り合いを頭差制した。2着に2番人気ボッケリーニ、3着に5番人気エアサージュ。勝ちタイムは1分57秒2(良)。スタート直前に人気の一角だったロードデルレイが競走除外となった。 岩田望は「きょうは非常にいい馬場状態なので、後ろから行くと届かないと思い、向正面である程度ポジションを上げていきました。どちらが勝ったのか分からなかったので、モレイラさんから“おめでとう”と言われても半信半疑でした。すごくポテンシャルを秘めていると思っていますし、脚元を見ながらになりますが、もっと上を目指せるんじゃないかと思います」と相棒をたたえた。 鞍上は前日の5月31日が24歳の誕生日。「鳴尾記念を勝ててホッとしています。暑い中、競馬場に応援に来ていただきありがとうございます。まだまだ夏は続きますが、人馬頑張りますので応援よろしくお願いいたします」と笑みをこぼした。