「負けたら終わりという究極の戦い」巨人・桑田真澄2軍監督が100周年夏の聖地目指す高校球児たちへ後押しメッセージ
スポーツ報知では甲子園球場100周年のこの夏、第106回全国高校野球選手権大会の熱戦を巨人・桑田真澄2軍監督(56)による題字「挑戦」とともに掲載する。PL学園時代には5季全て甲子園に出場し、通算20勝を挙げたレジェンドが題字に込めた思いを明かし、球児たちにエールを送った。 ******** 野球というスポーツにはたくさんの「挑戦」が詰まっています。チームとしては選手とコーチが力を合わせて、勝利や優勝という目標に向かってプレーします。選手個人は、練習では高い目標を掲げるべきですし、試合ではプレッシャーとの闘いが待ち受けています。ですから、たとえ失敗や挫折をしても常に前向きな気持ちで挑戦してほしいという思いを込めました。 高校球児の皆さんにとって、夏の大会は負けたら終わりという究極の戦いです。野球は失敗のスポーツだからこそ、チームが一つになって助け合うことが勝利への近道です。攻撃でも守備でも、チームメートと力を合わせて戦ってもらいたい。そして大事なことは、最後の最後、ゲームセットまで諦めないことです。ぜひ甲子園の土を踏めるように、頑張ってもらいたいと思います。(巨人2軍監督)
報知新聞社