朝ドラ、寅子渾身の「ちょっと待った!」にネット「大どんでん返し?」と沸騰【ネタバレ】
12日に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」では、寅子(伊藤沙莉)ら、明律大女子部の面々が傍聴に行った離婚裁判の判決が言い渡される。裁判後、この離婚訴訟の当事者である夫婦の言い争いを見てしまった寅子は大声で「ちょっと待った!」と叫んだことから、ネットでは80年代の懐かしい番組を思い起こす声が多数上がった。 【写真】よねに笑顔を向ける寅子 この日の「虎に翼」では、DVを受け離婚を求めている妻が、嫁入り道具も返してほしいと訴えている裁判の判決が言い渡された。当時の民法では圧倒的に夫側に力があり、嫁入り道具は戻らないという考えが多数だったが、果たして裁判長は「被告は原告に対し物品を引き渡すべし」と妻の勝訴を言い渡す。その理由について、破綻している夫婦について「日常品の返還を夫が拒絶するのは法に規定されている権利の乱用」「夫として管理ばかり主張するのは、明らかに妻を苦しめる目的に他ならない」と説明する。 この判決に感激する女子部の学生達は、引き揚げようとするも、裁判所のロビーで、訴訟の当事者の夫婦が言い争いをしているのを見てしまう。夫は妻に対し「俺は絶対離婚しない」「お前だけ幸せになるなんて許さない!」と激高。妻は「お願い、もう私に関わらないで下さい」と懇願するも夫がついに手を振り上げたため、寅子は思わず「ちょっと待った!」と絶叫。そして妻の前に立ちはだかり「ニャニャニャニャ!」とひっかくマネをして大騒ぎ。すぐに警備員がやってきたため、夫は「くたばれ!」と捨てぜりふを吐いて裁判所を出て行く…。 この寅子渾身の「ちょっと待った!」にネットは反応。「突然のねるとん」「ちょっと待ったーの発音が完璧にねるとんだが伊藤沙莉、産まれる前よね?」「ちょっと待った~ときたら、よろしくお願いします」「ちょっと待ったー!を聞いて、ねるとんを思い出した古い人間です…」「ちょっと待ったー!って、判決の『大どんでん返し』はないよね?」「ねるとんばりの『ちょっと待ったー!』」など、80年代に大人気となったとんねるずの「ねるとん紅鯨団」を思い起こす声が多数上がっていた。 「ねるとん紅鯨団」は80年代後半から90年代にかけてフジテレビ系で放送されたとんねるずのバラエティ。男女の集団見合いが人気企画で、最後に1人ずつ告白していく際に、同じ人を狙っていた人が「ちょっと待った!」といって、割って入るのが名物シーンとなっていた。