性的暴行で訴えられたジェイ・Z、相手の弁護士を名誉毀損で提訴する
当時13歳だった女性を性的に暴行したとして、ディディことショーン・コムズと共に訴えられたジェイ・Z。相手の弁護士トニー・バズビーを提訴したことが明らかになった。雑誌『ピープル』など複数のマスコミが伝えている。
同誌が入手した訴状の中で、ジェイはバズビーの行為は「名誉毀損と明らかな脅迫」だと申し立てている。ジェイはバズビーが過去数か月にわたって複数の虚偽の発言をし、ジェイの名誉を毀損したと主張。さらに「バズビーが以前、多くの有名人を刑事告訴し公の場所で恥をかかせると脅していたことに照らし合わせると、今回の恐喝的な要求の意味するところは明らかだ」とも。ジェイによるとバズビーと彼の弁護士事務所はジェイに対して「秘密調停に応じるよう」2週間の猶予を与えたという。
バズビーはディディから性的暴行などの被害を受けたと主張する、何百もの人たちの代理人を務めている。その中には9歳のとき、ニューヨークのスタジオでオーディション中にディディから性的暴行を受けたという男性もいる。 ジェイは今回の性的暴行疑惑を完全に否定し続けている。訴えられた当初の声明でバズビーに向かって「あなたが詐欺師であることを公の場所で暴きたくなった」「お前には1ペニーも渡さない」と怒りを露わにしていたジェイ。どうやらその言葉を実行に移すことにしたよう。