【RIZIN】ドーピング停止明けの木村ミノル、ブアカーオに衝撃のKO負け! ヒザ蹴りで攻められパンチでダウン
■『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』(23日・神戸ワールド記念ホール) ◯ ブアカーオ・バンチャメーク 2ラウンド 1:10 X 木村“フィリップ”ミノル 【インタビュー動画】復帰戦KO負けの木村ミノル、ブアカーオの頑丈さ&圧力は「経験したことがない」安保瑠輝也にも言及 大会の5日前に発表された衝撃のインパクトカードは、木村の猛攻に耐えたブアカーオが得意のヒザ蹴りでダメージを与えると、強烈な右ストレートでダウンを奪い、木村の心を折って鮮烈なKO勝利を飾った。 昨年大みそかに対戦が発表されながら、木村の再検査でもドーピング陽性のため試合が消滅した安保瑠輝也や、K-1時代に対戦経験のある平本蓮が見守るなか、試合開始のゴングが鳴らされると木村は最初から積極的に前に出て、強烈なパンチを次々とヒットさせる。ブアカーオはミドル&ローキックやヒザ蹴りで対抗するも木村は意に介さず、丸太のような太い腕からパンチを振り回してブアカーオを攻め続けたが、ダウンは奪えないまま1ラウンドが終了。 2ラウンドも木村のパンチが攻め立てるが、スキを見たブアカーオがヒザ蹴りをヒットさせると木村の腰が落ちる。なんとかダウンを踏みとどまった木村だったが、距離を取ったブアカーオが冷静にパンチを繰り出すと右ストレートが木村の顔面にヒット。崩れ落ちた木村は立ち上がることができず、ムエタイのレジェンドが初めてのケージでの試合でも問題なく勝ちきった。 試合後にマイクを握ったブアカーオは「会場に応援に見に来てくださった皆さん、ありがとうございます。今日はみなさんの記憶に残る試合ができたと思います。私はまだ強いです!」と語ると、会場から大きな声援が送られた。 すると、昨年5月にブアカーオと対戦して引き分けだった安保がケージに入り、「おい木村!おまえクスリ使ってブアカーオに負けるって、どういうことやねん!」とツッコミを入れると、「ブアカーオ選手、もう1回戦ってくれませんか」と再戦をアピール。これにブアカーオは「ハイ」と日本語で即答した。