等々力競技場に駆け付けた気志團　撮影：中地拓也

　6月26日、Jリーグを盛り上げるべく人気ロックバンド『気志團』が一肌脱いだ。その姿が大きな話題となっている。 ■【画像】「アクアラインで川崎まで!?笑」ロックバンド『気志團』のJリーグ試合への“まさかの自転車来場姿”■ 　J1リーグ第20節として行われた川崎フロンターレと湘南ベルマーレとの神奈川ダービー。水曜日開催という集客が難しいこの試合のために、気志團が駆け付けることが事前に告知されていた。 　4人は選手入場口から出てきたものの、そこに、綾小路翔は別の入り口から登場。なんと、クラブマスコットである「ワルンタ」の色に装飾し、さらにワルンタのぬいぐるみを乗せた自転車で登場したのだ。 　その姿と自転車も驚きながら、さらに、“本拠地”である木更津からアクアラインを渡ってきたと報告しており、会場をざわつかせるとともに、SNS上でも多くの声が沸き上がる大盛り上がりとなった。 「目視で「バイク!?」と思いモニターで見たらチャリで最高でした」 「リアルチャリで来た。流石です」 「チャリでアクアライン渡りは草」 「海ほたる渡ったんかな」 「アクアラインで川崎まで!?笑」 「本当にデコチャリで来てた」 「まじでエンターテイナー!すき!!!!!」

■「チャリで来た」と事後報告も

　さらに綾小路翔は試合後に、自身のエックス（旧ツイッター）を更新。「チャリで来た」のメッセージとともに、メンバーと、そして“デコチャリ”の画像を投稿した。その中心部には、「チャリで来た」と“プリクラ風”に書かれた文字付きだ。 　実際にアクアラインを渡ってきたかは本人のみぞ知るところ（!?）だが、会場を盛り上げ、さらに来ることができなかったファンをも楽しませるのはさすが気志團と言うべきもの。 　また、始球式のほか、ライブイベントも実施するなどこの日集まった2万人以上の観客を大いに興奮させたのだった。 　この試合は1-1で両者譲らぬ熱い内容となったが、それと同じくらい、多くの人の心に刻まれた存在となった。