監督復帰となるJ・J・エイブラムス

　「スター・ウォーズ　スカイウォーカーの夜明け」以来、監督業から遠ざかっていたJ・J・エイブラムスが、新作「Acorns（原題）」を手がけることが明らかになった。米World of Reelによると、エイブラムスはこの新作でメガホンをとるという。 　エイブラムスは「スター・ウォーズ　スカイウォーカーの夜明け」のあと、米HBO向けの超大作ドラマ「Demimonde（原題）」を準備していた。しかし、親会社のワーナーブラザース・ディスカバリーが高額な制作費を理由にボツにしてしまったのだ。その後、エイブラムスは目立った活動を行っていなかった。 　だが、新作「Acorns（原題）」で完全復活を果たす。この作品はエイブラムスのオリジナル脚本によるもので、若い夫婦が超自然的な存在と戦うスリラーだという。主演には「トップガン　マーヴェリック」で注目を集めたグレン・パウエルが決定している。 　エイブラムスは、「エイリアス」や「LOST」といった人気ドラマでブレイクし、映画界にも進出。「M:I:III」や「スター・トレック」、「スター・ウォーズ　フォースの覚醒」といった人気IP（知的財産）のリブートで大成功を収めた。しかし、「スター・ウォーズ　スカイウォーカーの夜明け」で酷評を浴びたためか、監督作を控えていた。