<エンジンOH>ずっと考えていました。「エンジンが欲しい」と。ハチャメチャだけどたまらなく楽しい オーバーホール?体験|レディーバードの旅【54話】
貫禄あふれるエンジンをピカピカにして、「何かあった」ときに備える。
クルマのところまで運ぶだけで何日もかかり、120kgに耐えるとはいっても家庭用チェーンブロックは非力で、全力でジャラジャラやってたらエンジンの部品をひっかけてズボンの股が見事に破けました(生地が二重だったのが幸いして中身は無事です)。 破けた! と思っても途中で力をゆるめるわけにはいかず、しかし踏ん張ってるところに絶妙のタイミングで股が破け、おまけに花粉と新型コロナウイルス防止のためにマスクとメガネをしてたから、吹き出した息でメガネがくもって真っ白。コントみたいなことになって笑いが止まらず、笑うと力がさらに抜けてどうなることかと思いましたが、なんとかクルマに積み込みましたよ。「我ながらよくやった!」 いや、そんな苦労を苦労とも思わず(お気に入りのズボンはおシャカになりましたが)、この「貫禄あふれるエンジン」をピカピカにして、何かあったらすぐ使えるように……なるのはいつになるか分からないけれど、その目標に向かって第一歩を踏み出したところです。頑張るぞー。 初出:ノスタルジックヒーロー vol.199 2020年6月号 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部
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