職員に対するパワハラ、セクハラが問題となっている福岡県宮若市の市長が15日、市議会の百条委員会に出席し改めてパワハラを認めました。 【写真で見る】15日午前10時から開かれた宮若市議会の百条委員会～塩川市長、百条委員会で証言～

百条委員会に塩川秀敏市長が証人として出席

塩川秀敏市長

15日午前10時から開かれた宮若市議会の百条委員会には塩川秀敏市長が証人として出席し、委員会が事前に決議した質問事項に従って質問が行われました。この中で塩川市長は、記者会見で職員へのパワハラを認めたことについて確認を求められ「そうです」と認めました。

政策推進会議での発言も認める

また「女性は子供を3人産んで一人前」と発言したことについては政策推進会議で子育て支援策の話をした際、男性職員ばかりだったので、そういう発言をしたと認めました。

「政策部署に女性はいらない」は否定

一方、「政策部署に女性はいらない」と発言したとされる点については「そうは思っていない、女性の意見は大切にしている」と否定しました。

市の公平委員会が是正勧告

尚、宮若市の公平委員会は、塩川市長のパワハラ行為を認定し13日付で是正勧告をしています。