北海道・知床の観光船事故 運航会社の社長「責任者は船長」 遺族側に文書
オホーツク管内斜里町の知床半島沖で2022年4月、小型観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故で、運航会社の桂田精一社長(61)が遺族側に対し、事故当時の安全管理体制などについて文書で説明していたことが29日、関係者への取材で分かった。 【動画】海面上に船体現す 知床の観光船沈没事故 桂田社長本人の遺族対応が明らかになったのは、事故直後を除き初めて。謝罪の一方、出航判断や船の点検は船長の担務だと強調し、責任の所在に関しては明言を避けている。