踏切で特急にはねられ母子死亡 延伸開業の北陸新幹線が臨時列車
16日午後7時50分ごろ、大阪府島本町のJR東海道線の踏切で、女性(28)と0歳の女児が、敦賀発大阪行き特急サンダーバード40号にはねられ、現場で死亡が確認された。 府警によると、2人は島本町在住の母子。付近の防犯カメラには、女性が女児を抱えて踏切に入る様子が写っていた。女性が育児に悩んでいたと親族が話しており、府警は、女性が無理心中を図ったとみている。 JR西日本によると、東海道線の京都―高槻間で約2時間運転を見合わせ、計51本が運休。計45本に最大で2時間20分の遅れが発生し、約4万人に影響が出た。遅延を受け、16日に延伸開業した北陸新幹線は敦賀発富山行き臨時列車1本を運行した。