三原舞依が172.64点で8位も演技後は満面笑顔。日本勢トップはGP初出場の青木祐奈、樋口新葉は果敢に3A挑戦も【NHK杯】
フィギュアスケートのグランプリシリーズ第6戦である日本大会(NHK杯)が11月25日、大阪府の東和薬品ラクタブドームで女子フリーが行なわれた。女子シングルの日本勢は三原舞依、樋口新葉、青木祐奈の3人が出場した。 【PHOTO】'22 GPファイナル女王!華麗の氷上を舞う三原舞依の厳選フォト! 右足首の痛みを抱えたまま臨んだ前日のショートは4位発進だった三原。全体9番目で登場すると、観客からひと際大きな歓声をもらい氷上の中央についた。 フリー曲「惑星」のメロディーに乗ると、冒頭のダブルアクセル+3回転トウループ、3つのコンビネーションを着氷。3つ目の3回転フリップはやや回転不足。5つ目の3回転ループで転倒し、怪我の影響を感じさせた。 右足の痛みを抱えながらも優雅なステップを披露し、なんとか4分間を滑りきった彼女に会場はスタンディングオベーション。三原は観衆に感謝を表すかのように満面な笑顔を見せて応えた。フリーの得点は109.82点、合計172.64点(8位)で今季初戦を終えた。 日本勢トップはGPシリーズ初出場の青木が184.46点で5位。ショート11位スタートだった樋口は果敢にトリプルアクセルに挑戦し、165.69点の9位で終えた。 構成●THE DIGEST編集部