騰勢一服感の日本株相場、その中で選好される銘柄とは?
東京では至るところで欧米系の外国人観光客を目にするようになったが、海外投資家は日本株市場から撤退してしまったのか(写真:ブルームバーグ)
東京証券取引所が11月24日に発表した11月第3週(13~17日)の投資部門別売買状況によると、海外投資家の売買は現物・先物合算で1兆0226億円の買い越しだった。これで、11月第2週(6~10日、買い越し1兆1142億円)に続いて週間1兆円規模で買い越したことになる。 合算ベースでは11月第1週も買い越しだったから、日経平均株価が11月第1~3週合計2593円の上昇を演じた切り返し相場のエネルギーを海外投資家が供給したことが、数字からも裏付けられた。一方、逆張り型の個人投資家は3週を通じて売り越しだった。 では、この買い越しペースに持続性があるのかどうか、それが問題だろう。
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岩本 秀雄