【全日本総合バドミントン2023】奥原希望は順当に2回戦に進出! 大堀彩はファイナル勝負を制してベスト8入り!<女子シングルス>
日本の頂点をかけて争われる第77回全日本総合バドミントン選手権(東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)。大会3日目は、各種目2回戦が行なわれた。ここでは、女子シングルスのダイジェストを紹介する。 【全日本総合バドミントン2023】女子シングルス・トーナメント表<随時更新> 【女子シングルス】 女子シングルスはシードの大堀彩(トナミ運輸)、奥原希望(太陽ホールディングス)、髙橋明日香(ヨネックス)が準々決勝に進出。奥原はBIPROGYの香山未帆に対して12本、10本で圧倒。相手に付け入る隙を与えず、主導権を完全に掌握して快勝した。 大堀は社会人1年目の明地陽菜(再春館製薬所)の挑戦を受ける形となり、第2ゲーム目を奪われファイナル勝負に。「2ゲーム目に相手から攻められて、追い込まれて、精神的にも苦しい場面が続いていた。3ゲーム目の出だしから、また気持ちを入れ直した」と、最終ゲームは12本に抑えてベスト8入りを決めた。 全日本社会人優勝の小西春七(丸杉)と対戦した髙橋は、第1ゲームを21-14に抑えると、続く第2ゲームも8本に抑えて勝利。B代表の仁平菜月(ヨネックス)は、北都銀行の舛木さくらを接戦で下して8 強入り。準々決勝では髙橋と仁平のヨネックス対決となった。 日本B代表の川上紗恵奈(北都銀行)は、水津愛美(ACT SAIKYO)に0-2で敗れ2回戦で敗退。1回戦でB代表の宮崎友花(柳井商工高)を破った吉川天乃(丸杉)も、2回戦で対戦した杉山薫(BIPROGY)に2-0のストレート負けを喫してベスト8入りを逃している。
取材・文/バドミントン・マガジン編集部 写真/菅原淳