【ネタバレ】『バッドボーイズ RIDE OR DIE』あの人が3度目のカメオ出演 当初はカットされていた
ウィル・スミス＆マーティン・ローレンスふんするベテラン刑事コンビの活躍を描いた映画『バッドボーイズ RIDE OR DIE』（全国公開中）では、シリーズにゆかりのある人物がカメオ出演を果たした。メガホンを取ったアディル・エル・アルビ監督＆ビラル・ファラー監督コンビが、Colliderのインタビューで裏話を明かしている。（以下、映画のネタバレを一部含みます） 【動画】『バッドボーイズ RIDE OR DIE』予告編 犯罪都市マイアミを舞台に、“バッドボーイズ”ことマイク（ウィル）＆マーカス（マーティン）の敏腕ベテラン刑事コンビが型破りな捜査を繰り広げてきた同シリーズ。最新作では、バッドボーイズが汚職疑惑をかけられた亡き上司の汚名を返上するために立ち上がる。
本作にカメオ出演しているのは、『バッドボーイズ』シリーズの生みの親であるマイケル・ベイ監督だ。劇中ではポルシェの運転手役として登場し、道路を横断するマーカスを危うく轢（ひ）きそうになる。1作目＆2作目『バッドボーイズ 2バッド』のメガホンを取ったベイ監督は、『2バッド』に中古車の運転手役、前作『バッドボーイズ フォー・ライフ』に結婚式の司会者役として登場しており、本作で通算3度目のカメオ出演を果たした。
実は、ベイ監督は当初別のシーンでカメオ出演する予定だったという。「もともとは結婚式のシーンでベイ監督を出演させていたのですが、そこをカットしてしまい、彼の出演はなくなってしまいました」とアディル監督はColliderで告白している。
一度カットされてしまったベイ監督だが、アディル監督＆ビラル監督は彼を再登場させる別のアイデアを考案した。「私たちはポルシェのシーンを思いつきました。実は（ベイ監督が運転していた）あのポルシェは1作目に登場したものです。あのシーンでオマージュを捧げたかったのです」（アディル監督）
ちなみに、ベイ監督のカメオ出演は彼の自宅付近で撮影されたもので、ベイ監督自らディレクションしていたそうだ。ビラル監督は「彼の自宅へ向かう途中、『君たち、チーズバーガー（玉ねぎ抜き）を買ってきてくれないか？』と連絡がきたんです（笑）」と裏話を明かすと、アディル監督も「バンバーガーを2つ買っていったら、彼はとても喜んでくれて、私たちのために最高のシーンを作ってくれました」とノリノリで振り返っていた。（編集部・倉本拓弥）
