思わず天を…大谷翔平、新人球審に泣かされた1日…MLB公式サイトでは3球ボール判定も全てストライクに
◇28日(日本時間29日) ジャイアンツ5―3ドジャース(サンフランシスコ) ドジャースの大谷翔平選手はジャイアンツ戦に「1番・DH」で出場し、3打数1安打1申告敬遠だった。打点、本塁打はなく、自身の連続試合打点は「10」でストップした。 ◆大谷翔平、バットを折られた瞬間【写真】 ドジャースにとって同地区のライバル、ジャイアンツの本拠地オラクル・パーク。大谷はジャイアンツファンの強烈なブーイングを受けたが、この日は新人のヒメネス球審の判定に泣かされた。 3試合連続の先頭打者弾がかかった1回。内角の厳しいコースを2球続けてストライクコールされると、3球目、大谷が自信を持って見送った外のシンカーを、球審はストライクと判定した。3球三振となった。 思わず天を仰いだ大谷の反応も無理はない。MLB公式サイトでは、3球ともストライクゾーンから外れていた。続く3回の第2打席も3球目、明らかにボールゾーンと見られる外のチェンジアップをストライクとされ、リズムが狂った。最後は遊ゴロに終わった。 8回に一塁内野安打をもぎ取り、3試合連続安打としたが、球団記録の連続打点も、3試合連続先頭打者弾も逃した。土壇場9回に追いついたチームは、直後に5番手のトライネンがサヨナラ2ランを浴びた。ロバーツ監督は「ジャイアンツは我々にいつも以上の何かを持って向かってくる。気迫も出ていた」。ナ・リーグ西地区を独走中のドジャースだが、この日の敗戦は後味が悪かった。
中日スポーツ