声援に応える鮫島さん

チームは調子よくつなぎ、鮫島さんも速いスピードで走り抜けていきます。 （鹿児島水産高校・鮫島 耕児さん） 「コーナーのところで体だけが先に行って輪が僕についてきてくれなかった。そこでちょっと焦った」 結果は2位でした。

■借り物競争も…水産高校ならではの“お題“の出しかた

水産高校ならでは

次は借り物競争ですが…。船と船で連絡を取り合う「手旗信号」でお題を出すという水産高校ならではの競技です。

体育祭前の一コマ

実は鮫島さん。手旗信号は、あまり得意ではないようです。 （鹿児島水産高校・鮫島 耕児さん） 「あと何日？無理だね？」 （生徒） 「無理ですね。４日間じゃ覚えられないです」 鮫島さんが手旗信号を習ったのは半世紀も前のことで覚えていないことも多いようです。 果たしてお題を読み解くことはできるのでしょうか？

真っ先に走り出す

（鹿児島水産高校・鮫島 耕児さん） 「よし！行こう！」 先頭を切って走り出した鮫島さん！ （他の科の生徒） 「ついていけ！ついていけ！」 他の科のチームも、すかさず後を追うように走りだします。

答えはサングラス

手旗信号で出された「お題」。読み解くことができるか？ （鹿児島水産高校・鮫島 耕児さん） 「サングラスです」 借りてきたものはサングラス。はたして答えは…？ （アナウンス） 「答えはサングラスです」 鮫島さんの好プレーに応援席も大盛り上がりです。 （生徒） 「１位だ。よーし！」 （鹿児島水産高校・鮫島 耕児さん） 「“サング”でわかった。ついていた。易しい文字だった」

不安も…。

一番に正解はできましたが、実は少し不安だったそうです。 （鹿児島水産高校・鮫島 耕児さん） 「鮫島さんだから、すぐ分かると皆から言われていたので、もし先に海洋科とかに読まれて、後手にまわったら、どうしようかと、すごくプレッシャーを感じた。分かったときはやったー‼」 大盛り上がりで幕を閉じた体育祭。食品工学科は準優勝でした。

■10代も60代も楽しんだ体育祭‼

食品工学科２年生

（生徒・食品工学科2年） 「皆で盛り上がっていて、最高の体育祭でした」 （生徒・情報通信科3年） 「すごくいい思い出になりました」