西武園競輪場の「ゴールド・ウイング賞(G3)」は23日に最終日を終えた。12Rの決勝に出場した2人に話を聞いた。

2着 深谷知広

深谷知広

　地元が前を取らなかったのは意外でした。(地元勢が抑えに来た時に)粘るかどうかはペース次第で半々だったけど、なるべく力勝負したいと思っていたので。眞杉がいつ来るのかなって思っていたけど、来なかったので仕掛けました。(武藤、平原のけん制は)キツかったけど波を越えて越えて、まだ進んでいく感じがあった。ただ最後は眞杉が強かったです。(今日の感触は)脚がたまっていたので悪くなかった。あとは脚を使ったレース展開の中でどれだけ戦えるか。ダービーは(脚を使う展開に)なると思うので

3着 平原康多

平原康多

　(後ろ攻めは)作戦のひとつでした。黒沢が頑張っていたしあとは森田がどう判断するか。後ろは自分と龍生でブロックするからとは言ってあったので。龍生がブロックしたのもわかったし自分も持っていったけど…。(2つブロックをもらいながら)西武園で止まらない深谷が…(強かった)。悔しいですね。みんな悔しいと思います。(自分の状態は)３日目からいい方向に向いてきた。体が連動してきたし1年ぶりくらいに“戦えるな”っていう状態まできた。今日も援護しながら記念決勝で３着に入れたし。(去年の)立川記念とか悪い時は置いていかれていましたからね。(目が合った眞杉に“悔しいアピール”をしたあと)でも明日からは仲間なので(笑)。またダービーで頑張ります。(netkeirin特派員)