ハリポタ表紙の原画が競売へ、予想落札価格は最高9560万円
英人気小説シリーズの第1巻「ハリー・ポッターと賢者の石」の表紙に使用された絵が、米ニューヨークで展示された。 競売大手サザビーズの担当者によると、原画はオークションに出品される予定で、同シリーズの関連資料としては最高額となる40ー60万ドル(約6380ー9560万円)の値が付くと予想されている。 「この原画を競売に出品できることを大変嬉しく思っている。トーマス・テイラー氏によって描かれたものだ。美術学校を卒業したての彼は仕事を探していて、ロンドンの出版社にスケッチを残していた。ドラゴンの絵もあったと思う。それが編集者の目に留まり、当時まだ無名の原作者J・K・ローリング氏と結び付いた」 ローリング氏が書きあげたばかりの原稿を読んだテイラー氏は、水彩絵の具と黒鉛筆を使い、たった2日で絵を完成させたという