73分間を10人で守り抜く…白星発進へ導く一撃沈めたMF松木玖生「苦しいゲームを勝ち切れたのは大きい」
[4.16 AFC U23アジア杯 日本 1-0 中国 ドーハ] チームを白星発進へと導く値千金のゴールを叩き込んだ。U-23日本代表MF松木玖生(FC東京)は試合後のフラッシュインタビューで「勝ちで終われて良かった」と振り返った。 【写真】影山優佳さんが“人気女優”と代表戦を現地観戦「可愛すぎる」「勝利の女神が2人」 前半9分、均衡を破ったのは松木の左足だった。右サイドからMF山田楓喜(東京V)が送ったクロスにフリーで反応すると、左足ダイレクトで合わせてネットを揺らし、貴重な先制点をマークした。 「うまくサイドからボールが来て、あとは合わせるだけだった。楓喜くんがインスイングで入れるときにあそこに絶対に入ろうと練習からやっていたので、そこを冷静に決め切れて良かった」 しかし、17分にDF西尾隆矢(C大阪)が一発退場となり、73分間を10人で戦うこととなった。数的不利に陥った日本は守備に回る時間が長くなり、「早い段階だったので、この時間を守るのは厳しいかなと思った」。しかし、守護神のGK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)を中心にゴールを守り、松木も90分間フル出場を果たして1-0の完封勝利に貢献した。 「この苦しいゲームを勝ち切れたのはすごく大きいと思うし、次につながった。リーグ戦を勝ちで終わるのと、引き分けで終わるのはまったく別なので勝ちで終われて良かった」 第2戦UAE戦は19日に開催される。中2日で迎える一戦に向け、「次の試合も当然タフになる。今日はアクシデントがあったけど、自分たちもしっかり11人でサッカーできるところを色んな国に見せたい。中2日だけど、コンディションを整えてやっていきたい」と意気込みを語った。