【ヤクルト】古巣を相手に今季初先発の右腕がKO 指揮官は「ストライクゾーンと勝負していた」と苦言
◆JERAセ・リーグ DeNA7―4ヤクルト(20日・神宮) ヤクルトは今季初登板初先発だった阪口皓亮投手が5回途中7失点KO。打線は村上の適時打やサンタナの今季初アーチなどで反撃したが及ばず、一夜にして再び最下位に転落した。 昨季途中まで在籍していたDeNAを相手に「手放さなければよかったと思わせる投球をしたい」と意気込んでいた阪口だったが、初回と2回にいずれも四球をきっかけに失点。5回も2死無走者から四球をきっかけに5連打を浴びて降板。制球力に課題を残す内容に「ムダな四球が多くてリズムを作れず、最低限の仕事ができませんでした」と肩を落とした。 大型右腕の覚醒に期待していた高津臣吾監督は「ちょっとバッターとの勝負にならなくて、ストライクゾーンと勝負してるというか、そこに負けてしまったような気がする。四球の走者をああやってどんどん返されると、攻撃も流れに乗っていけない」と残念そうだった。
報知新聞社