【弥生賞】のちのGⅠ馬を撃破したダノンエアズロックが参戦 参考レース振り返り
皐月賞と同舞台で争われるトライアル
皐月賞と同じ中山芝2000mを舞台に争われるトライアル、弥生賞ディープインパクト記念。クラシック出走を目指す馬たちの主な参考レースを過去10年のデータとともに振り返っていく。 【弥生賞2024 推奨馬】前走タイムは世代屈指の好タイム、複勝率50%データにも該当! SPAIA編集部の推奨馬を紹介(SPAIA)
東京スポーツ杯2歳S【データ:A メンバーレベル:B】
過去10年の成績【1-1-0-0】勝率50.0%、連対率100.0%、複勝率100.0% 出走は2頭と少ないが、2015年サトノクラウンが優勝、18年ワグネリアンが2着と、2頭とも好走している。 スタート後すぐに、外から先頭に立ったテリオスルルが逃げる展開で1000m通過は59.1、縦長の隊列で流れた。ゴール前では道中3番手追走から抜け出したシュトラウスが後続に1馬身半差をつけて勝利。勝ちタイム1:46.5での決着となった。 シュバルツクーゲルは道中2番手を追走。最内枠からロスなく立ち回り、直線で一旦は勝ち馬に食い下がったが、最後は脚色が鈍って2着だった。切れる脚はないことから、新馬を勝った中山コースに戻るのはプラス。このメンバー相手に持久力勝負に持ち込んでどこまでやれるか注目が集まる。
3歳1勝クラス(中山芝2000m・1月)【データ:A メンバーレベル:C】
過去10年の成績【2-0-0-1】勝率66.7%、連対率66.7%、複勝率66.7% 同年1月に組まれている中山芝2000mの3歳1勝クラスからは3頭が挑み、20年サトノフラッグと22年アスクビクターモアが勝利。相性が良いローテと言える。 1月8日に11頭立てで行われたレースは、ニューステソーロが逃げて1馬身差でエセルフリーダとフォルラニーニが追走する展開で、前半1000mは59.9で通過した。後方3番手から運んだ3番人気ファビュラススターは、外から徐々に進出を開始し、残り200mで先頭に立った。抜け出してから内にモタれる場面はあったが、4角9番手から追い込んだコスモキュランダをクビ差しのぎ切った。 高速馬場かつペースがある程度流れていたのもあるが、勝ちタイム1:59.8はまずまず。ファビュラススター、コスモキュランダともに流れ一つで皐月賞の権利を獲得する場面があってもいい。