【ボートレース宮島】伸び型エンジンの野口勝弘が前検一番時計
ボートレース宮島の「第18回ヤクルトカップ」が27日に開幕する。 前検は晴天に恵まれ、2~4Mの向い風が吹く水面で特訓が行われた。前検一番時計は6秒63の野口勝弘だが、2番手の泉具巳と下出卓矢も6秒64とほぼ差はないタイムを叩き出している。野口の50号機は伸びが目立つエンジン。下出の73号機も前回は河野大が優出3着、レディースオールスターでは守屋美穂が準パーフェクトVを達成した好素性機。今大会から新ペラに変わっているので下出はペラ調整に追われることになりそうだが、ここまでの機歴を見てもバランスよく上位級に仕上がるエンジンだけに、今大会の仕上げに注目だ。 他で目立った動きを見せていたのは清水敦揮に杉山裕也、山本景士郎、渡邊裕貴、竹之内極と井本昌也あたり。竹之内は足合わせの際に思い切りよく外マイを敢行できるターン回りが魅力的に映った。清水と地元の山本景士郎、そして渡邊はスリット通過時の足色が良く見えたので、序盤から注視しておきたい。 なお今大会から土性雅也と下出、山本梨菜の3選手は新ペラに変わっているのでご注意を。
マクール