速報 北海道の新たなコロナ感染6.67人、微増も落ち着いた状況続く…札幌5.93人、最多の深川13.00人 室蘭12.38人、静内12.00人、名寄11.60人、旭川11.08人
13日午後、新型コロナウイルスの6月3日から6月9日までの新たな感染確認の状況が発表されました。北海道全体では6.67人で、先週の5.41人を上回りましたが、落ち着いた状態が続いています。 新型コロナの新規感染者数は、去年5月8日の「5類」移行後、これまでの全数把握を取り止め、北海道内30の保健所単位で、指定した医療機関からの報告に基づく定点把握となっています。 6月3日から6月9日までの1週間、30か所の保健所単位で指定した医療機関の報告を平均した1日あたりの新規感染数は、下記のようになりました。 増加に転じた先週(5.41人)からさらに増加し、今回は6人台となりました。10人以上の注意報レベルも、先週(1地点)から、5地点に増えているものの、感染拡大の大きな兆候はみられません。 また、30の保健所別では、前週より増加したのは、札幌市、小樽、旭川、江別、千歳、深川、倶知安、室蘭、苫小牧、静内、渡島、八雲、上川、名寄、富良野、留萌、稚内、北見、釧路、根室、中標津の21地点で、前週(19地点)より増加しています。 ◆全道 6.67人(前週5.41人、前々週4.84人) ・札幌市 5.93人(前週5.67人) ・小樽市 7.20人(3.60人) ・函館市 3.40人(4.60人) ・旭川市 11.08人(6.08人) <石狩、空知、後志地方> ・江別 8.75人(6.50人) ・千歳 5.63人(5.38人) ・岩見沢 4.38人(5.86人) ・滝川 4.83人(6.17人) ・深川 13.00人(8.33人) ・倶知安 9.50人(4.25人) ・岩内 1.00人(4.50人) <胆振、日高、渡島、桧山地方> ・室蘭 12.38人(7.75人) ・苫小牧 3.50人(2.88人) ・浦河 3.33人(4.33人) ・静内 12.00人(7.00人) ・渡島 5.43人(3.14人) ・八雲 6.67人(3.67人) ・江差 3.33人(4.33人) <上川、留萌、宗谷、オホーツク地方> ・上川 6.33人(2.67人) ・名寄 11.60人(5.80人) ・富良野 5.67人(3.33人) ・留萌 6.33人(2.67人) ・稚内 9.25人(8.00人) ・網走 0.60人(0.80人) ・北見 5.29人(2.71人) ・紋別 5.80人(7.00人) <十勝、釧路、根室地方> ・帯広 8.92人(11.17人) ・釧路 5.91人(3.45人) ・根室 4.00人(2.00人) ・中標津 6.33人(5.33人) ちなみに、同じ「5類」のインフルエンザの場合、10.00人で注意報、30.00人で警報レベルとされています。 30.00人以上の地点は、14週連続でありません。 (10.00人以上の注意報レベルの地点は、前週は帯広だけでしたが、今週は旭川、深川、室蘭、静内、名寄の5か所となっています。) ※【注意報】 ・10.00人以上で、流行の発生前なら、今後4週間以内に大きな流行の可能性あり、発生後なら流行が継続の可能性。 ※【警報】 ・30.00人以上で、大きな流行が発生、または継続しつつある可能性。解除は、30.00人ではなく、10.00人を下回った段階で。
北海道放送(株)
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