夜の富山・高岡市金屋町を満喫 光で演出、弥栄節も披露
高岡鋳物発祥の地である富山県高岡市金屋町を温かな光で演出するイベント「KANA夜(や)!ナイト」が11日夜、伝統的な千本格子の町家が連なる石畳通りで開かれた。観光客らが通称「やがえふ」と呼ばれる民謡「弥栄節(やがえぶし)」に合わせた踊りや、日中と異なる幻想的な雰囲気を満喫した。 金屋町自治会が2022年から開催し3回目となる。会場は竹製のランプシェードの光で照らされ、路地にはキャンドル風ライトの明かりがともされた。 弥栄節保存会のメンバーでつくる「ヤッホーの会」が踊りを披露し、来場者も体験した。地元のボランティアガイド「町なみを考える藤グループ」が歩きながら歴史や見どころを紹介するナイトガイドを行い、店舗は延長営業した。