「出金伝票を改ざん、ギャンブルや借金の返済に充てた」関係団体から約20万円不正に引き出し私的流用 30代男性職員を停職6か月の懲戒処分 職員は依願退職 宮城・名取市
宮城県名取市の男性職員が、市が事務局を務める関係団体の口座からおよそ20万円を私的に流用し、31日付けで懲戒処分されました。ギャンブルや借金の返済に充てていたということです。 停職6か月の懲戒処分の処分を受けたのは、名取市生活経済部の30代の男性職員です。 名取市によりますと、男性職員は去年7月から10月にかけて、市が事務局を務める関係団体の口座から2回にわたり合わせて20万3270円を不正に引き出し、私的に流用していたということです。団体の口座の通帳の印字が消されているのを、他の担当者が見つけて発覚しました。 男性職員は関係団体の事務担当者で会計などを行っていて、「出金伝票を改ざんして金を引き出しギャンブルや借金の返済に充てた」と話しているということです。 男性職員はすでに流用した全額を弁済していて31日付けで依願退職しています。 山田名取市長は「今後このような事態が起こらないよう、コンプライアンス研修などを通して再発防止に努める」などとコメントしています。
東北放送