Rソックス吉田 手術した右肩経過は「順調」完全体キャンプインは「いけると思うけどまだ分からない」
レッドソックスの吉田正尚外野手(31)が28日、都内で日本航空主催の野球教室を開催し、約120人の小学生を指導した。キャッチボール前には「捕った相手が次の動作に移りやすいように相手の胸に投げること」、ロングティー打撃では「外野をライナーで越すイメージで」などと助言し、記念撮影やプレゼントコーナーなどで交流を深めた。 メジャー2年目の今季は主にDHで出場。左手親指の付け根を痛めて長期離脱するなど108試合で打率・280、10本塁打、56打点。シーズン後の10月に右肩関節唇の修復手術を受け「スケジュール通り順調にきていて、今は可動域(の確認)だったり、野球の動作はまだ」と経過を説明した。 今季地区3位でプレーオフ進出を逃したチームは、今オフにクロシェット、サンドバルコンビ、チャプマンなど投手陣を中心に積極的に補強を進めている。来季3年目を迎える吉田は、年明けに渡米予定で「(今後のリハビリは)打つのが先にくる。スローイングはまだちょっと先かな」。2月のキャンプインでのフル稼働については「2月のどこ(で100%の状態に持っていける)かは、まだ今は分からないですね。いけると思いますけど」と慎重に語った。 約2時間の野球教室を終え「僕自身、小学校から野球をやっていたので、(当時を)思い出す気持ちになりますし、すごい短い時間だったけど、元気だったり、良いコミュニケーションを取れたかなと思います」と語り、子どもたちから元気をもらってリフレッシュした様子だった。