生成AIマーケットに注目…中四国初の人工知能AI開発拠点「高松市データセンター」開所式【香川】
岡山放送
東京の会社が高松市に整備を進めていた人工知能AIを開発するためのデータセンターが完成し12月19日、開所式が行われました。 完成したのは高速で映像処理などができるGPUクラウドサービスなどを手掛ける東京の「ハイレゾ」が整備を進めていた「高松市データセンター」で、テープカットして開所を祝いました。 データセンターは延べ床面積が687平方メートル、高性能GPUサーバーを100台備え、投資額は約100億円となっています。香川県によりますとAIを開発するためのデータセンターの設置は中四国で初めてだということです。 (ハイレゾ 志倉喜幸社長) 「データセンターはどんどん地方に整備されていって、地方で始まっていく。それを今回大きなかたちでできたというのは非常に有意義で、生成AIのマーケットにおいては重要」 (香川県 池田豊人知事) 「人手不足の中で生成AIを産業の中に取り込もうという動きが出ているが、それが加速するのではないかと期待している」 ハイレゾでは県内の綾川町にも同じような施設の整備を進めていて、こちらは2025年8月の稼働開始を予定しています。
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