アザラシとペンギン、暑さから守ろう 富山県の魚津水族館プールに日よけ
本格的な夏の到来を前に、魚津水族館(富山県魚津市三ケ)は4日、ゴマフアザラシとフンボルトペンギンのプールに、日よけのすだれや遮光ネットを設置した。 アザラシとペンギンは暑さに弱いため、夏の強い日差しと暑さから守ろうと毎年実施している。日よけによって飼育スペースの表面温度を10度近く下げる効果があるという。 この日は飼育員7人が作業にあたり、アザラシのプールでは縦2・4メートル、横1・8メートルのすだれ4枚を柱に固定。ペンギンのプールには縦8メートル、横4メートルの黒色の遮光ネットを取り付けた。 西馬和沙飼育員(28)は「予報は暑くなりそうなので、元気で快適に夏を乗り越えてほしい」と話した。