史上最年長44歳でV、記録更新のボパンナ&エブデンがマイアミOP複で初優勝<男子テニス>
マイアミ・オープン
男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は30日、ダブルス決勝が行われ、第1シードのR・ボパンナ(インド)/ M・エブデン(オーストラリア)組が第2シードのI・ドディグ(クロアチア)/ A・クライチェック(アメリカ)組を6-7 (3-7), 6-3,[10-6]の逆転で破り大会初優勝を飾った。また、44歳のボパンナは自身の持つATP1000での史上最年長優勝記録を更新した。 【シナー、ディミトロフらマイアミOP組合せ】 ボパンナとエブデンは昨年からペアを組み始めると、昨シーズンではBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で優勝、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では準優勝を飾った。 そして今季は1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で同ペアとして四大大会初優勝を成し遂げている。 今大会に第1シードとして臨んだボパンナとエブデンは4試合に勝利し決勝に進出。この日の決勝では第1セットをタイブレークの末に落としたものの、第2セットでは1度のブレークに成功し1セットオールに追いつき、最後は10ポイントマッチのタイブレークで争われるファイナルセットをものにして1時間42分の熱戦を制した。 昨年のBNPパリバ・オープンを43歳で優勝しATP1000での史上最年長優勝を記録したボパンナは今回、44歳でATP1000を制し記録を更新した。 また、この優勝によりボパンナはダブルス世界ランキングで1位に返り咲くことが決定。世界ランク1位の史上最年長記録でも自身の記録の更新を続けている。
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