18歳に助言貰い世界6位撃破、好調マハーチ「本当にうれしい」<男子テニス>
マイアミ・オープン
男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は22日にシングルス2回戦が行われ、世界ランク60位のT・マハーチ(チェコ)が同6位で第5シードのA・ルブレフを6-4, 6-4のストレートで破り、同大会初の3回戦進出を果たした。試合後マハーチは同胞で18歳のJ・メンシク(チェコ)から助言を貰っていたと明かした。 【アルカラス、シナーらマイアミOP組合せ】 23歳のマハーチは今季、本戦に出場した5大会のうち4大会で初戦を突破するなどコンスタントに白星を積み重ねており、世界ランキングは現在の60位が自己最高位となっている。 ツアー本戦6大会目の出場となった今大会も初戦を突破しルブレフの待つ2回戦へと進んだ。 この日の2回戦、マハーチはファーストサービス時に86パーセントの確率でポイントを獲得しブレークを許さず、リターンゲームでは各セット1度ずつブレークを奪い、1時間6分で同大会初の3回戦進出を果たすとともに、自身初の対トップ10勝利を飾った。 男子プロテニス協会のATP公式サイトにはマハーチのコメントが掲載されており「とてもいいプレーができたし、勝てて本当にうれしい」と喜びを語った。 また、先月のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)の準々決勝でルブレフを破った同70位のメンシクから助言を貰っていたと明かした。 「ドーハで彼(ルブレフ)を破ったヤクプ(メンシク)に情報を聞いたんだ。彼は18歳で良いプレーをしているし、僕たちはお互いを押し上げている。このような選手に僕たちも勝てるということを示す助けになっているよ」 勝利したマハーチは3回戦で第29シードのT・M・エチェベリー(アルゼンチン)と同62位のA・マレー(イギリス)の勝者と対戦する。
tennis365.net