楽天・小深田大翔、500万円増の9000万円でサイン 来季の内野陣は競争激化も「積極的な走塁でチームを勝ちに」
楽天・小深田大翔内野手が21日、仙台市の球団事務所で来季の契約更改交渉に臨み、500万円増の9000万円(金額は推定)でサインした。 今季は二塁のレギュラーとして計134試合に出場。初めて「三井ゴールデン・グラブ賞」を受賞した。2020年に大阪ガスから入団してから取りたかった賞だったということもあり、「うれしかったです。ずっと取りたい思いでやってきたので、時間はちょっとかかりましたけど取れてよかったです」とあらためて喜びをかみしめた。 ただ、打率が2割2分9厘にとどまったほか、盗塁数も23年の36から29に減り、盗塁王のタイトルを取れなかった。来季の内野陣はドラフト1位指名した明大・宗山の入団で激しいポジション競争が予想されるだけに、二塁の定位置死守を狙う小深田は「(打撃は)甘い球をミスショットなく一発で仕留めるというところが大事。積極的な走塁をしてチームの勝ちにつなげられるように頑張ります」と意気込んだ。
中日スポーツ