米レディットのIPO申請から読み解く、暗号資産規制の今
「大きな可能性」
いずれにせよ、S-1のような控えめな書類であっても、レディットが暗号資産に「大きな可能性」を見出していることは明らかだ。 実際、以下のように使われている用語そのものが、レディットのようなテクノロジー先進企業でさえ、ブロックチェーンについてどのように考えているか(あるいは考えざるを得ないか)についての有益なヒントを与えてくれる。 「比較的最近のトレンド」であり、「不適切、違法、詐欺的行為」とますます同義になりつつあり、法的基盤が不安定で、消費者の需要も不透明である。 おかしなことに、同社はイーサリアムとポリゴン(MATIC)を決済用に保有していることを指摘した後、これらの購入のほとんどがプロダクトチームとエンジニアリングチームによるものであることを明らかにしている。 レディットに暗号資産が広がるかどうかは誰にもわからない。しかし当面は、研究開発チームが暗号資産を楽しんでいることは間違いないだろう。 |翻訳・編集:山口晶子、増田隆幸|画像:rafapress / Shutterstock.com|原文:What Reddit’s IPO Filing Says About Crypto Regulation
CoinDesk Japan 編集部