創業49年…岡山市南区の肥料製造「タカニ」破産開始決定 負債総額約2億円か【岡山】
岡山市南区の肥料製造業「タカニ」が12月2日に岡山地方裁判所から、破産手続きの開始決定を受けたことが、民間の信用調査会社の調べでわかりました。 東京商工リサーチ岡山支店によりますと「タカニ」は1975年創業の肥料製造業者で、園芸用肥料製造、園芸用土、種苗、園芸資材の販売を行っていました。 1996年からは100円ショップとの取引を本格化させ、2000年12月期には売上高5億2900万円を計上していました。2001年8月には現在の本社を新築するなど、勢いがありましたが、その後、同業者との競合が激化。 売上高は長期のじり貧をたどった上、近年は採算面も悪化。さらに原料や運賃の上昇も重なり、事業を停止して破産を選択したということです。 負債総額は約2億円とみられています。
岡山放送