総額180万円!「日本の五輪4大会」記念硬貨全51種類
コレクションのポリシーは「昭和平等」。お菓子の袋から、レアなレコード、高価な切手まで、あの時代を彩ったものなら、なんでも平等に集めてきたコレクター社長・大崎潔氏が、10万点を超える所蔵品から誌上公開! 【写真】大崎潔/株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長 大崎 明けましておめでとうございます。今年はパリ五輪ということで、こちらです。 写写丸(以下、写) おお、きれいな金貨と銀貨がたくさん! 迫力がありますね。 大崎 日本で開催されたオリンピック4大会の記念硬貨、計51種類がすべて揃っています。1964年の東京五輪の銀貨(中央左)は、日本で初めて発行された記念硬貨ですよ。 写 1972年の札幌五輪は100円の白銅貨(中央右の紙のケース)。1998年の長野五輪(上)から種類が増えるんですね。 大崎 五輪で初の金貨が出たのが長野大会ですね。2021年の東京大会では、パラリンピックと合わせて計39種類もの記念硬貨が発行されています。 写 この束も記念硬貨? 大崎 そうです。「棒金」「ロール」と呼ばれる50枚入り。コレクターに人気です。 写 金貨の額面は1万円。銀貨は最高で5000円ですが、今は金の価格がかなり高騰していますよね? 大崎 そうなんです。ですから、額面よりも高値で取引されています。意外と親世代が買ったまま忘れて、タンスの奥に眠っていることも。大掃除をし忘れた読者の方は、ぜひ掃除がてら探してみてください(笑)。 おおさききよし 1961年生まれ 株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長。『大崎潔のアイドルストーリー』(NACK5)など多数のラジオパーソナリティを務める 写真・梅基展央
週刊FLASH 2024年1月23日号