【プレビュー】勝利で仕切り直したい2位・C大阪とACLの激闘から中2日の”ハードな連戦”に挑む横浜FMがヨドコウで激突 | Jリーグ
【国内サッカー プレビュー】明治安田J1リーグは4月27日から28日にかけて第10節が開催。ヨドコウ桜スタジアムでは、セレッソ大阪と横浜F・マリノスの一戦が行われる。 ●【ピッチサイドVLOG】F・マリノスサポーター必見!ACLファイナルの座をかけた“雨中決戦”をPK戦まで徹底収録!!
開幕から好スタートを切っている2位のC大阪と4戦負けなしで調子を上げている7位・横浜FMが激突する。 C大阪は前節、名古屋グランパスを相手に1-2と接戦を落とし、開幕9試合目で初黒星を喫したが、首位のFC町田ゼルビアとは勝ち点「1」差と好位置につけている。このまま上位をキープしていく意味でも、連敗せずに着実に勝ち点3を積み重ねていくことが今節のミッションだろう。 ここまでクロスからの得点数は、リーグトップタイの「5」。今季は、[4-3-3]のウイングにFWカピシャーバとルーカス・フェルナンデスの突破力をベースに、そこにいい形でボールを届ける右SBのDF毎熊晟矢と左SBのDF登里享平がサイド攻撃の厚みを生み出す存在となっている。そのサイド攻撃に今節も突破口を見出していきたい。 また最前線にはここまでリーグ2位タイの6ゴールをマークしているFWレオ・セアラが、リーグ戦では4試合連発中と絶好調だ。昨年のホームゲームでは、2ゴールの活躍で古巣撃破を果たした桜のエースには、その再現を期待したいところだ。 対する横浜FMは水曜日に行われたAFCチャンピオンズリーグ準決勝で、蔚山現代とのPK戦までもつれる死闘を制し、数的不利という厳しい状況をチームが一つとなって、耐え凌いだ末に、ファイナルへの切符を掴み取った。この勢いをリーグ戦の方にも繋げていきたいのは間違いない。 前節は2度のリードを逃げ切ることができず、湘南との”神奈川ダービー”は痛み分けに終わったが、4月はリーグ戦で無敗。ようやく上昇気流に乗り始めているトリコロールは、2011年以来勝利がない鬼門の地で勝利を飾り、4月最後のゲームを勝利で締めくくり、ゴールデンウィークの連戦に弾みをつけられるか。 ただACL準決勝から中2日で迎える今節は、日程的にはかなりハードな連戦となる。特に最後までピッチに立ち続けたFWアンデルソン・ロペスやDF畠中槙之輔といった攻守の要を欠く可能性は十分にあり得るだろう。その中で蔚山戦で2ゴールを奪ったFW植中朝日には、リーグ戦の方でもチームを勝利に導く活躍を期待したい。 27日、15時にキックオフを迎える一戦で、C大阪が勝利で再スタートを切るか、ACLファイナルに勝ち進んだ横浜FMがハードな連戦のなかで意地を見せるか。その行方に注目だ。