シバザクラも見頃 神戸地区ウオーキングに100人 三重・松阪
三重県松阪市の神戸まちづくり協議会(村田哲也会長、約5千世帯)の環境部会(三田譲部会長)と健康福祉部会(西川節夫部会長)がタイアップしたウオーキングイベントが6日午前9時から同地区内で開かれ、約100人が垣鼻町の神戸地区市民センターから金剛川沿いを歩き、市立第五小学校ののり面のシバザクラを観賞するなどして、春の一日を楽しんだ。 シバザクラは、環境部会が中心となって、約10年前、景観美化と地域の名所づくりのために植え始めたもの。毎年、ピンクの花を咲かせる品種のダニエルクッションや白い花を咲かせるモンブランホワイトの約5500株以上が花を咲かせ、校庭ののり面の約800平方メートルに、ピンク色の背景に、白い「だいご小」の文字が浮かび上がり、人々の目を楽しませている。 この日は、約100人が2班に分かれて金剛川沿いの約2.2キロをウオーキング。第五小の土手の前では、歩みを止めてシバザクラを楽しんだ。その後、市民センターに戻って、振る舞われた伊勢うどんに舌鼓を打った。 大津町の友人ら6人で参加した70代の女性グループは「シバザクラも手入れされてきれいでした」、下村町の鈴木よし子さん(75)は「みんなと話しながら川沿いを歩き最高でした」と笑顔で話した。 シバザクラは20日ごろまで、午後6時半から同9時までライトアップされている。