茨城県産の冷凍焼き芋などをプレゼントされた福岡便の乗客たち=小美玉市与沢

8月31日の「野菜の日」に合わせ茨城県産農産物をPRするイベントが、同県小美玉市与沢の茨城空港で開かれた。茨城発福岡便が語呂合わせで便名「SKI831」となり、同便の乗客149人に冷凍焼き芋が贈られた。 スカイマークと県、JAなめがたしおさいが協力して実施。配られた焼き芋は昨年収穫後に熟成された「べにはるか」を使用。同JAでは商標「紅優甘(べにゆうか)」として販売している。厳しい残暑が続く中、ひんやりとした食感を楽しんでもらおうと選んだ。 イベントには同社の北見崇マーケティング本部長、県農産物販売課の樫村裕章課長、同JAの金田富夫代表理事専務らが参加。焼き芋のほか、県オリジナル品種「いばらキッス」を使ったグミなどが入った袋を家族連れなどに手渡した。 福岡県福岡市、会社役員、深谷慶仁さん(69)は「茨城のサツマイモはたくさんの品種があり、おいしくて好き。すごくありがたい」と笑顔で袋を受け取った。