「すごく前進」巨人の30歳左腕が左膝痛から復帰後初シート打撃登板 安打性ゼロ、4奪三振
◆日本生命セ・パ交流戦 楽天3―0巨人(13日・楽天モバイル) 左膝痛の影響でファームで調整している巨人の中川皓太投手(30)が13日、G球場で復帰後初となる実戦形式のシート打撃に登板した。全ポジションに守備が就き、より試合に近い形で実施。カウント1ボール1ストライクからの設定で打者計11人に22球を投げ、安打性の当たりはゼロ。直球、スライダー、シュートを駆使し、4三振を奪った。「紅白戦の次ぐらいに実戦に近い練習だと思うのですごく前進したかなと思います。打者や捕手も『強いボールがありました』と言ってくれたので、ポジティブにとらたいです」と振り返った。 【動画】中川皓太と大城卓三がキャッチボール 4月14日に左膝痛のため登録を抹消された。この2か月間で、左膝をはじめ自身の体を一から見つめ直した。今後は実戦にステップアップしていく予定。「チームにはすごく迷惑をかけているので申し訳ないですけど、これから長く野球をやるためにいい時間を過ごせたと思います」。頼れる左腕の復活が近づいた。(井上 信太郎)
報知新聞社