【NFL】ラムズのバックアップになることに満足しているQBガロポロ、「ここは自分らしくいられる場所でもある」
クオーターバック(QB)ジミー・ガロポロがラスベガス――あるいは過去のいずれかの場所――で笑顔を失っていたとしたら、ロサンゼルスでそれを取り戻したと言える。
ベテランQBのガロポロにとって、ロサンゼルス・ラムズに加入してヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイの下で仕事に取り組むことは、南カリフォルニアの新鮮な空気を吸うような感覚だと言えよう。
『The Athletic(ジ・アスレチック)』のジェフ・ハウによると、ガロポロは「ここは自分らしくいられる場所でもある。それがこれまでにいた場所とは違う」と話したという。
「緊迫感とともにプレッシャーもあるけど、良い意味でね。もちろん、全員が勝ちたいと思っているし、良いパフォーマンスをしたいと思っている。ここではみんながそれを適切な方法でやっている。前向きに後押ししてくれる。とにかく良いことだらけだ。俺はそのすべてを楽しんでいるし、ミーティングだって良い時間だ。今はすべてが順調だ」
ガロポロは今オフシーズンにラムズに移籍したが、それ以前はラスベガス・レイダースで散々な1年間を過ごしていた。フリーエージェント(FA)として契約し、ニューイングランド・ペイトリオッツ時代に攻撃コーディネーター(OC)だったジョシュ・マクダニエルズと再会したガロポロだが、オフシーズンには手術を受けなければならず、その後にQB1の座を手に入れている。しかし、大きく苦戦したガロポロは、レイダースのヘッドコーチを務めていたマクダニエルズが解雇されたその日にベンチに下げられた。
かつて元QBトム・ブレイディの代役および後継者としてペイトリオッツにドラフト指名されたガロポロは現在、NFLキャリアで4つ目のチームに在籍している。ペイトリオッツからトレードされて加入したサンフランシスコ・49ersでは、負けることよりも勝つことの方がはるかに多く、チームのスーパーボウル進出にも貢献したが、その一方で数々のケガにも対処していた。