食事は米とパン、ベンチで就寝 解放人質の親族証言
【テルアビブ(イスラエル中部)共同】パレスチナのイスラム組織ハマスに拉致され、24日に解放されたイスラエル人の人質の親族が26日、オンラインで記者会見し、拘束下の様子を証言した。食事は主に米とパンで、ベンチで寝かされた。解放された時には体重が落ちていたという。 証言したのはメラブ・ラビブさん。おばのルッテ・モンデルさんといとこのカレンさん、その息子のオハッド君(9)が24日に解放された。ラビブさんはカレンさんを通して様子を聞いた。人質だった3人はトイレを使用する場合、1時間半待たされることもあった。 パンは丸い形で、ベンチはプラスチック製。イスラエル軍とハマスの戦闘に関する情報はほとんど知らされなかったという。