二宮和也「また日曜劇場に戻って来られることを目標に」 約5カ月間走り抜けた“チームブラックペアン”が撮了<ブラックペアン>
二宮和也主演の「ブラックペアン シーズン2」が9月15日(日)の放送で最終回を迎える。最終回の放送を目前に、二宮をはじめ、共演の竹内涼真、葵わかな、キム・ムジュン、小泉孝太郎、内野聖陽のクランクアップの様子が公開された。 【写真】二宮和也のクランクアップにキム・ムジュンがサプライズで駆け付ける ■二宮和也のクランクアップにキム・ムジュンがサプライズで駆け付ける 主演の二宮は、最終話のロケシーンでクランクアップ。すでにクランクアップしていたムジュンがサプライズで登場すると、韓国に帰国したと思っていた二宮は思わず「なんでいるの!」とびっくり。また、別の仕事でロケ先に来られなかった竹内はビデオ電話で二宮のクランクアップを祝った。キャストから慕われ、愛されている姿が印象的なクランクアップとなった。 世良雅志役の竹内、パク・ミンジェ役のムジュンの大の仲良しコンビは、最終話のラストシーンで一緒にクランクアップ。花房美和役の葵は、竹内と一緒のシーンでクランクアップし、同じシーンが多かった、まだ撮影が残る竹内を激励する一幕も。 続いて、高階権太役の小泉は、本人の希望で、“高階といえばこれ”という「スナイプ」と「スナイプ2.0」との記念ショットを撮影し、和やかなクランクアップとなった。佐伯清剛役の内野は、オペシーンでクランクアップ。二宮と抱き合い、讃え合う姿も見られた。 ■天城雪彦・渡海征司郎役/二宮和也コメント ありがとうございました。4月から始まって、伊與田(英徳)プロデューサーからはお盆前には終わるからって言われて…気付いたら9月を迎えようとしています(笑)。 個人としましては反省するべき点はたくさんあって、もっとブラッシュアップしてエンターテインメントにできるところがあったんじゃないかというのは常に課題としていました。毎日考えていて、ギリギリまでずっと考え続ける日々でしたが、それに皆さんが対応してくださって、本当にいいものができたんじゃないかなと思っています。 6年前の「ブラックペアン」が初めて日曜劇場に出演できた作品でした。また日曜劇場に戻って来られることを目標に頑張っていきたいと思っています。 まだあと少し皆さんは撮影があると思いますが、最後まで頑張っていただければと思います。ひとまず、お先に失礼します。お疲れさまでした! ■世良雅志役/竹内涼真コメント お疲れさまでした。予想通り大変な撮影でした(笑)。ですが、このチームだから乗り切れたんじゃないかなと思います。まだ撮影はあと数日ありますが、最後まで気を抜かずに、二宮くんと一緒にしっかり撮影を締めてください!お先に失礼します!ありがとうございました! ■花房美和役/葵わかなコメント 皆さまお疲れさまでした。シーズン1から引き続きシーズン2にも出演できるということは、多いことではないと思うので、光栄でいいご縁をいただいたと思います。大変な撮影だったと思いますが、皆さま本当にお疲れさまでした。ありがとうございました! ■パク・ミンジェ役/キム・ムジュンコメント こんにちは、キム・ムジュンです。「ブラックペアン」最後の撮影でした。そして最後の撮影で、「ブラックペアン」最後のシーンを撮ることになって、とても光栄です。 何より、初撮影を一緒にした涼真ヒョンと撮影の終わりも共にできて、とてもうれしく特別に感じています。今まで「ブラックペアン」を愛してくださって本当にありがとうございました。 (※日本語で)まだ(撮影が終わったことが)全然信じられません。俳優さん、監督さん、スタッフの皆さま本当にお疲れさまでした! ■高階権太役/小泉孝太郎コメント 皆さん後半はオペシーンの連続でハードなスケジュールで本当に大変だったと思います。ですが、僕にとっての最後のシーンがこんなにすてきな景色のところで、まるでちがうドラマを撮っているような気持ちにもなったのですが…(笑)。 改めて、「ブラックペアン シーズン2」に出演させていただき、僕にとってとても大好きな作品であり、今回も思い入れのある作品になったなと思います。この作品は、日本の医療や最先端医療のその先をすてきに感じさせてくれるようなドラマだったと思います。本当にお世話になりました。ありがとうございました。 ■佐伯清剛役/内野聖陽コメント 本当にヘロヘロです(笑)。スケジュールが厳しかったところで苦戦したといいますか、準備がもっとできたらもっといい芝居ができたかな、なんて思う自分もいるんですが、皆さんの頑張る姿、毎日毎日苦しい撮影にもかかわらず、ワンカットワンカット大切にして、つらいながらも頑張っている姿に勇気づけられてここまで来られました。 ニノ(二宮)をはじめすばらしい共演者の方々、いろいろな才能と巡り合えてすごく楽しかったです。ありがとうございました!そして、チーフ監督の西浦正記さんと出会えたことがすてきな巡り合いで、若い伊東(祥宏)監督や加藤(亜季子)監督との出会いも本当に面白い体験でした。 僕は本当にこの日曜劇場というのは日本のテレビドラマの金字塔といいますか、広い世代の人たちが楽しめるすてきなドラマ枠だと思っています。 撮影はまだまだ続くと思うので、現場は苦しいですが、期待している視聴者の方がたくさんいるので誇りを持って、負けないで、諦めないで頑張ってください!これからは、いちファンに戻って応援しています!ありがとうございました!お先に失礼します! ■「ブラックペアン シーズン2」最終話あらすじ 国際心臓外科学会での天城(二宮和也)の公開手術中、内胸動脈の剥離にかかったところで患者である徳永(井上肇)の体温が急激に上昇し、悪性高熱症を発症。しかし、悪性高熱症を抑える薬がないという状況に。 母の悪夢と重なる天城は、バイパス手術中に人工心肺を使うという極めて危険なオペを決断し、高階(小泉孝太郎)がサポートにつく。ところが、徳永のバイパスを作るための冠動脈3本はすべて切離されていた。 そして、会場にいた真行寺(石坂浩二)は学会の意向として天城にオペ中止を勧告。しかし、佐伯(内野聖陽)はオペの続行を促し、さらに新病院設立の真の目的を天城に告げる。 同じ頃、東城大では結衣(堀越麗禾)が急性僧帽弁閉鎖不全を発症。非常に危険な状態で、世良(竹内涼真)は黒崎(橋本さとし)に補助してもらい、スナイプによる緊急オペを行う。ところが思わぬアクシデントに見舞われてしまう。 最悪の状況下で同時に行われる2つのオペ。さらに、封印されてきたダイレクト・アナストモーシスを巡る全ての真実、破られたブラックペアンの約束の意味が明かされる。そして舞台は再びオーストラリアへ…。