旬のタケノコ大物ごろっと、田上町で収穫本格化 えぐみ少なく柔らかい、2024年は豊作見込みの「表年」
新潟県内有数のタケノコ産地として知られる田上町で今シーズンの収穫が本格化している。今年は豊作が予想される「表年」で、地元の農家は早朝から竹林に入り、新鮮なタケノコを掘り出す作業に汗を流している。 田上町の農家では4月20日、今季初めての収穫に当たった。午前5時半に作業を開始。地面から少しだけ頭を出したタケノコを探し出すと、傷つかないよう、一つ一つ丁寧にクワで掘り起こした。 枯れ葉などの有機物が堆積した土で育つ田上のタケノコは、えぐみが少なく、柔らかいのが特長。タケノコは1年ごとに「表年」と「裏年」があり、収量が変化する。農家の男性によると表年と裏年では3~5割ほど収穫量に差があり、表年のピーク時には多いときで1日130キロほど採れるという。
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