ヤングなでしこ、U-20女子W杯で2大会連続の準優勝に…北朝鮮にアジアカップのリベンジならず
枠内シュートは1本のみ
U-20女子ワールドカップ決勝が行われ、U-20女子日本代表は北朝鮮と対戦した。 2018年大会以来の優勝を目指す日本。決勝では今年1月のU-20アジアカップ決勝でも対戦して敗れた北朝鮮と相まみえた。準決勝に続いて大山愛笑や松窪真心、土方麻椰、小山史乃観といった主力が先発。これまでのようにボールを支配できない日本。すると、先制したのは北朝鮮。15分、右サイドからイル・サンチェがカットインして左足でシュート。これが早間美空の頭をかすめてコースが変わり、ゴールへ突き刺さった。 【動画】順位表で松窪が2ゴール! それでも、日本は徐々に中盤の底に入っている大山を中心にリズムを生み出そうと試みる。32分には大山の縦パスを前線でためると、松窪がミドルシュート。しかし、これは枠を捉えきれない。37分には早間を下げて笹井一愛を投入した。前半は北朝鮮が1点リードで終了した。 後半も日本はなかなかゴールへ近づけず、逆に北朝鮮がシュートチャンスを得ていく。62分には足を痛めた大山に代え、天野紗がピッチに入った。76分にも林愛花、角田楓佳を入れ、日本は同点ゴールを目指す。 だが、日本は最後までゴールが遠い。ここまで18ゴールを挙げてきた攻撃陣だが、この試合では枠内シュート1本のみ。北朝鮮の前に沈黙し、2大会連続の準優勝となった。