誰がいい? パリ五輪U-23日本代表に推薦したいOA選手(5)細谷真大では不安? 万能ストライカーに助けを
サッカーU-23日本代表は、U-23アジアカップで優勝してパリ五輪出場権を手にしたが、その道のりは簡単ではなかった。本大会で結果を残すために、どんな戦力が必要なのか。3つのオーバーエイジ枠を使って呼びたい選手をピックアップして紹介する。※データは5月4日時点の『transfermarkt』を参照。
FW:上田綺世 生年月日:1998年8月28日(25歳) 所属クラブ:フェイエノールト(オランダ) 2023/24リーグ戦成績:23試合3得点0アシスト 2021年に行われた東京五輪に出場した上田綺世は、2022年夏に鹿島アントラーズからベルギーのセルクル・ブルッヘに加入すると、その1年後にはオランダのフェイエノールトに移籍した。 フェイエノールトでは熾烈なポジション争いに阻まれてなかなか先発メンバーに入れていないが、今年1月から行われたAFCアジアカップ2023では4得点を挙げ、A代表のエースに君臨。着実に力をつけているところだ。 U-23アジアカップで優勝したU-23日本代表のセンターフォワードは、藤尾翔太が入ることもあったが、主に細谷真大が担当した。準々決勝のカタール代表戦と準決勝のイラク代表戦ではエースが仕事をしてチームを救ったが、それ以外の試合ではチャンスを活かせず、U-23日本代表は苦戦を強いられている。エースの出来がそのままチームの成績に直結しているような状況だった。 それだけに、細谷への批判は集まりがちになっていた。そこにオーバーエイジ枠でA代表の主軸である上田が加われば、得点力アップという側面に加えて、細谷が背負うエースという重荷を軽くする効果も期待できるのではないだろうか。
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