1960年代の名機の復刻「クレドール ゴールドフェザー」コレクションにプラチナ950ケースの限定モデルと2色のステンレスモデルが登場
セイコーが高級ドレスウオッチコレクション【クレドール(CERDOR)】の最新コレクションを発表。1960年発表の名機のリバイバルとなる「クレドール ゴールドフェザー」から3モデルが登場し、プラチナ950をケース素材に用いた「クレドール ゴールドフェザー U.T.D. 彫金 限定モデル」が世界限定12本で、価格は550万円(税込)。レギュラー展開のSSケース&ブレス仕様の「クレドール ゴールドフェザー U.T.D.」が各121万円(税込)となる。
「セイコー ゴールドフェザー」を現代にリバイバル
セイコーは1960年、当時の世界最薄となる厚さ2.95mmのムーブメント、キャリバー60を搭載し、モデル名に“フェザー”の文字を冠した薄型ドレスウオッチ「セイコー ゴールドフェザー」を開発した。羽根に触れたように柔らかな着け心地が特徴となり、ブランドの薄型メカニカルウオッチの原点ともいえる、この歴史的なモデルにセイコーは着目。オリジナルのコンセプトを忠実に捉えながら、現代に適した性能とデザインにアップデートさせ、2023年に高級薄型ドレスウオッチとして見事にリバイバルした。モデル名も「クレドール ゴールドフェザー」として生まれ変わり、ブランドのファンやドレスウオッチ愛好家から大きな注目を集めた。
ケース素材にプラチナ950を採用した超希少モデル
第1弾コレクションとして、18Kピンクゴールド製ケース、世界30本の限定生産の18Kイエロー製ケースを用いた2モデルが発表されていたが、今回、バリエーション拡充のため、3モデルが新たに仲間入り。「クレドール ゴールドフェザー U.T.D. 彫金 限定モデル」は、ケース素材にプラチナ950を採用し、生産本数はわずか12本という超希少モデルとなる。ケース厚8.2mmというスリムさと、プラチナ950の艶やかなで気品ある輝きを持つ組み合わせは本機ならでの魅力で、さらに“宙に舞う羽根”を表現する美しいスパイラル状のパターンがあしらわれた文字盤デザインも、このケースと見事に調和している。文字盤6時位置の「Goldfeather」のロゴは、1960年のオリジナルを現代的にアレンジした象徴的なディテールのひとつ。ボックス型サファイアガラスの採用によって、独特の立体感が光を柔らかく反射し、時計全体により落ち着いた雰囲気を与えた印象となっている。