特別国会召集に自民王国富山から立憲民主党の山登志浩議員が初登院「公約を実現し国民の命と暮らしを守る」
富山テレビ放送
特別国会が11日召集されました。 政治とカネの問題で衆院選で大敗、過半数割れに追い込まれた与党と勢いを増す野党。 国政の勢力図が変わる中、富山からも、自民一色でなく、立憲民主党の新人議員が初登院しました。 *リポート 「自民王国の富山で、比例で復活当選を果たした立憲民主党の山登志浩議員。国政で、どう存在感を示すのか国会活動がスタートします」 富山1区で自民党の田畑裕明氏に738票の僅差で敗れた山議員。 比例復活で初当選し、衆議院議員の座をつかみました。 山議員は午前9時に初登院し、立憲民主党の新人議員と記念撮影を行ってから、中央玄関に向かい国会議事堂内に入りました。 *立憲民主党 山登志浩衆院議員 「国会の門をくぐって国会議員になったことをひしひしと実感している。選挙中に約束した公約を実現して、国民の命と暮らしを守るために全力で働いていく」 *立憲民主党 山登志浩衆院議員 「選挙の最大の争点は政治とカネの問題だったので、きちっと当事者に説明責任を果たすよう求めるとともに再度の政治資金規正法の改正を野党各党連携して進めていく」 一方、政治とカネの問題で批判を受けながら、選挙戦を勝ち抜いた自民党の田畑議員は正午すぎ、国会議事堂に姿を見せました。 午後から開かれた衆院本会議。 与党が過半数割れし、注目された総理大臣指名選挙に、県選出議員も臨みました。 選挙は決選投票に *額賀衆院議長 「石破茂君を内閣総理大臣とする」 30年ぶりの決選投票の結果、自民党の石破総理が再び、選出されました。 政治とカネの問題に経済政策、トランプ氏が大統領に返り咲くアメリカとの関係など前途多難、波乱含みの国政、次のステージが始まりました。
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